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ヤットデタマン<速報> [メジャーリーグ]

本当に長い、長い道のりでしたが、ついに到達


祝 日米通算500号ホームラン!  



ここは素直に"Congratulations!"ですね。


祝500号



最近やっと少しずつ当たりが出始めたところで記念すべきこの1発。

今度こそ調子の波に乗って欲しいものです。



ちなみに今日は西岡剛選手も2安打2打点でした。
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ツヨシしっかりしなさい [メジャーリーグ]

西岡剛選手がなかなか持ち味を出せずに苦しんでいます。

オープン戦で3割以上の打率を残し、何とかやって行けそうだと自他ともに認め始めた矢先の開幕わずか6試合目に接触プレーで骨折。

結局リハビリに1ヶ月以上を要し、6月16日にどうにか戦列復帰を果たしたものの、その後全くの鳴かず飛ばず。

復帰後の13試合でわずか8本のヒットしか打てておらず、ショートを守ることが多くなった守備でも早くも6失策(セカンドで2つ、ショートで4つ)。

迷走中


地元紙に「西岡は打てない、守れない」と酷評されたそうですが、現状を考えればそれも仕方ないでしょう。

そんな悪評を自らのパフォーマンスで、1日も早く吹き飛ばして欲しいと思います。

リハビリ中はかなりのストレスだったようですが、クヨクヨせずに前向きなところが彼の持ち味。

期待しています。





前回のエントリーで“復活への道を歩み始めた”と書いた松井選手。

やっぱりダメみたいです(苦笑)。

6月30日(現地)時点で直近の10試合の打率が.194。

オー・マイ・ガーっ!です。

ここ2試合は8打数ノーヒット。

30日の試合では甘い球がほとんどなかったとは言え、打席のたびにゴロ連発。

MLB1年目以来の「ゴロキング」復活です(悲)。


一体この低空飛行をどう解釈したらいいのでしょう?

スランプと言うにはあまりにも長すぎます。

一番悲しいのはやはり肉体的な限界なのですが、もうそこから目をそむけることが本当にできないのでしょうか?

西岡選手にしろ松井選手にしろ、チームの中で打てないのは彼らだけではありませんが、それにしても両監督ともガマン強く起用し続けるものだと思います。

特に松井選手の場合、素人目に見ても打てる気配が感じられないにも関わらず毎日4番で先発。

おそらく次に失格の烙印を押されたら、本当に戦力外になってしまうのではないかと危惧しています。

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とにかくそんな状況を打開するのは自らのバットしかありません。

とりあえず1日も早い日米通算500号を!

頑張れ松井!



*   *   *   *   *   *   *   *   *   *



先日、スポーツ紙の1面に「松井、阪神」の見出しが躍っていました。

どんなことがあってもそれだけは松井選手に選択して欲しくありません。


その理由は

 1.アスリートとしての限界を感じたら潔く身をひいて欲しい

 2.日本のファンへの恩返しはMLBの活躍で十分果たした

 3.アメリカで通用しなくなった、衰えたゴジラは見たくない(いくら日本で活躍できそうでも)

 4.はたから見たら“大阪の巨人”以外の何物でもない阪神が大嫌い。世界一嫌い

 5.それを抜きにしても、もう日本の特定のチームのために働いて欲しくない(指導者としても)

 6.それよりももっと大きな何かのために野球界に尽力して欲しい


大魔神・佐々木や、近年では大家、岩村、リトル松井などについて考えてみてください。

もはや老醜をさらしているとしか言えない惨状です。

少なくとも松井秀喜選手のそんな惨めな姿を見せて欲しくないのです。


日本の至宝、最高峰はメジャーリーガー松井のまま、その選手生命を終えて欲しい、ただただ純粋にそう思います。




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復活への確かな一歩 [メジャーリーグ]

長らく不振をかこっていた我らが松井秀喜選手。

監督交代後はそれまで調子が全く上がらなかったにも関わらず、完全にチームの主力として扱われるようになり、それに伴い徐々にではありますが成績も上昇傾向にあります。

まだ打率は2割2分台ですが最近10試合では3割を記録しており、さらなる活躍が期待されます。

一時は本当にシーズン途中での解雇すら決してありえない話ではないほど、どん底状態が続いていましたが、今の調子をキープできればそのような心配も杞憂に終わりそうです。


監督が替わる前は左投手の時のみならず、相手が右投手でも対戦成績によってはスタメン落ちしていましたが、メルビン監督代行になってからは相手投手のいかんに関わらず毎日先発。

元々左投手を苦手にしているわけでもありませんし、使ってもらえない時は内心忸怩たる思いに溢れていたでしょうが、今はさぞかしやりがいを感じているに違いありません。


そして復活劇最終章が遂に訪れました。


6月21日(日本時間22日)の敵地での交流戦に4番レフトとして先発出場を果たしたのです。

レフト松井!


ヤンキース時代、昨年のエンジェルス時代と、守ることを期待されていないどころか、最初からその可能性すら否定されていた松井選手が、ついに本人が最も望む形で守備につくことができたのです。

おそらくどんな派手なホームランを打つよりも、本人にとっては嬉しいことだったに違いありません。

その試合で犠牲フライによる1打点を含む2打数1安打2四球と勝利に貢献することができました。


ただ、外野手として復活したと言ってもまだ第一幕。

大切なのはあくまでも今後のパフォーマンス。


とは言え、期待が大きいほど結果を残してきた、我らがヒーロー松井秀喜。

低迷するチームの起爆剤として、きっとグランドを縦横無尽に走り回ってくれることでしょう。


頑張れGODZILLA!
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巨星堕つ [メジャーリーグ]

今シーズン8試合目の登板で4回途中降板した松坂大輔投手。

被安打5、与四死球7、失点5で投球数は106。
惨憺たる内容ですが、味方の反撃もあり敗戦投手は免れました。


全然ダメかと思えば次の試合では快投を見せたり、と使う側としても非常に厄介な選手だったことでしょう。

そして右ひじの張りで故障者リスト入りしてしまいました。

私たちが日本で見ていた、燦然と光り輝く大きな星はもはや地に堕ちてしまったのでしょうか?

今後はローテーションから降格させられてしまう確率が非常に高いのではないでしょうか?


あの、あの松坂大輔が・・・。

日本一だった投手がアメリカでは100番以下に成り下がってしまった現実を、私はまだ素直に受け止めることができません。

とにかく頑張って下さい!


立ち上がりから制球が全く定まらず・・・
立ち上がりから大乱調

5回途中106球目で…
本日最後の1球

引導を渡される 腐乱粉のお出まし

これじゃ~守ってる方もイヤんなっちゃうよね
守ってる野手が気の毒

別れた女房も呆れ顔?
打つ手なし?

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もう一方の巨星、松井秀喜

そろそろ首筋が涼しくなってきたようです。

今月初めにサヨナラホームランを放ち、やっと覚醒したかと思いきや、その後も不完全燃焼が続き、ついにはDHとしてのレギュラーをはく奪されてしまいました。

ポイントゲッターとしての勝負強さを期待されて入団したにも関わらず、ここまでわずか3ホーマー・15打点では、もうすぐ37歳になろうかというベテラン選手をスターティング・ラインアップから外すのも至極当然の策。

それよりも今度こそ本当に心配なのが、遠くない将来、戦力外通告されてしまうのではないかということ。

私たち日本人の感覚からすれば、松井ほどのスーパースターをシーズン途中で切り捨てることなど到底あり得ないことです。
それは打てない守れないでも、決して途中解雇の話など出ようはずもない阪神の金本選手を見ればよく分かるでしょう。

しかしただでさえドライなアメリカ人。

しかもかの地では「松井ブランド」は全く通用しないのが悲しい現実。

交流戦が始まり、守れない松井はますます出番が減ってしまう中でどれだけの存在感を示せるか。


応援もしますし、まだまだ期待は捨てていません。

けれども現実は大変厳しいと言わざるを得ないでしょう。


あまり想像はしたくありませんが、そして本当に悲しいことですが、どうやら今年がメジャーリーガー松井の見納めの年になってしまいそうです。
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祝 初仕事! as An Athletic [メジャーリーグ]

ゴジラ炸裂!

ようやっと待望の初仕事です。

松井サヨナラHR!


開幕から不完全燃焼の続いた我らが松井秀喜。

ポイントゲッターとしての役割を全く果たせず、時として辛辣な地元ファンからブーイングを浴びることも。

しかしそんな中でもひたらす自分のペースを乱すことなく、淡々とプレイを続けてきた、そしてそれを何の苦もなくできる男。

ゆっくりベース1周


まだまだ満開にはほど遠い“松井桜”ですが、これをきっかけに上昇気流に乗ってくれ!

待ってた笑顔



飛距離も抜群の豪快アーチ。

ゴジラ健在を印象付ける1発。



まずは速報でお伝えしました。
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とにもかくにも初勝利おめでとう [メジャーリーグ]

松坂投が今シーズン3度目の登板で初勝利をあげました。

7回を投げ被安打1無失点のすばらしい内容。
三振は3ヶと少ないですが、球数がわずか89と松坂投手らしくないピッチングだったようです。

初勝利2011


今回の登板で結果を出せなければ、中継ぎ降格が真実味を帯びてきそうな状況だっただけに、とりあえず首の皮1枚つながったのではないでしょうか。

それにしてもこれでは監督も使いづらいことこの上ないと思います。

過去2試合は全くゲームを作れず、防御率が12.86と言う惨憺たる有様。

ところが今日は別人のようなピッチング。

今日のような投球を毎試合しろとは言わないにしろ、悪い時には悪いなりに試合を作ってもらわないと、こわくて使えないのではないでしょうか。


とは言え、今シーズンはまだ始まったばかり。

松坂投手が使えるか否かは、まだこの先数試合見ないと結論を出せない状況であることに違いはありません。

何とかこの調子を維持して欲しいものです。


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開幕をマイナーで迎えたメッツの五十嵐投手は、早々にメジャーに昇格しました。
まずは敗戦処理、中継ぎで実績をあげ、大切なポジションを任されるようになってください。
ちなみに日本を代表する速球派の五十嵐投手ですが、かの地アメリカでは平均レベルのスピードです。

アメリカに移って初めてマイナーで開幕を迎えた岡島投手も、18日(現地)にメジャー昇格が発表されました。
貴重な左腕のセットアッパーとして活躍してくれることでしょう。

松井選手は少し上向いて来たかな~?と期待させたのも束の間、またすぐにヒットが出なくなってしまい18日現在の打率が.228と超低空飛行。
もう若くはないだけに、本当に心配です。

イチロー選手もなかなか調子があがってきません。
相変わらずチームがとても弱いので、何とか核弾頭として引っ張っていく活躍を期待します。

怪我をした福留選手
かわりの外野手が2人とも打率1割台とのことで、多少無理をしてでも出場するような状況らしいです。
頼りにされるのは結構なことですが、あまり無理をして怪我を悪化させることのないよう願いたいものです。
それにしても毎年好調な4月。
今年もそこそこの滑り出しだっただけに、怪我によるつまずきが悔やまれます。

井川投手は2Aで2試合6イニングスに投げ、勝ち負けはないものの防御率0.00。
チーム事情でメジャー昇格は難しいのかもしれませんが、来年のために(気が早い?)頑張って下さい。

同じく2Aの川上投手は2試合で1勝1敗。
ただし内容がよくないようで、すでに3本のホームランを浴び、防御率も7点台です。
何となく来年(もしかしたら今シーズン中?)は日本のユニフォームを着ていそうですね。



開幕前からゴタゴタ続きで多少シラけたムードが漂う日本のプロ野球はあまり見る気が起きません。

かくなる上は海の向こうの日本人選手たちに、今まで以上の活躍を期待したいところです。
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Daisuke Died? [メジャーリーグ]

2日前に松坂投手について

 このままでは遠からずローテーションから外されてしまうでしょう

と書いたのですが、早くもそれが現実になってしまいそうな雲行きです。

11日に今シーズン2度目の先発登板した松坂投手は、ご承知の通り3回を持たず7失点と散々の内容。
これで開幕2連敗となりました。

2回で7失点!

次も先発の機会が与えられそうですが、もしここで結果を残せないと中継ぎ降格は避けられないのではないでしょうか?
そしてそれは今シーズン中の復活をかなり難しいものにするでしょう。


日本では「松坂世代」という定着するほど、時代を代表する逸材だった松坂投手。

鳴り物入りでメジャー入りを果たし、1・2年目と数字的にはまずまずの成績を残してきましたが、日本での圧倒的な存在感を考えると、全く満足のいく内容ではありませんでした。

そして3年目以降は尻すぼみで、間違いなく日本で1,2を争う怪物右腕だった彼が、現在では地元ファンから受けるブーイングの常連にまで落ちぶれてしまったのです。


専門的なことは分かりませんが、昨日の登板でも球速は150km近くを記録していたようですので、年齢を考えても肉体的な衰えによる不調だとは思えません。

となるとメンタルなものなのでしょうか?

確かに渡米後、練習の投球数制限など自分の思った通りに調整できないフラストレーションもあり、あまり気持ちよさそうにプレイしているようには見えません。
けれどもそこは実績十分の彼のことですから、何とか折り合いをつけながらやっているはずです。

あるいは渡米直後から言われていたのが、ボールが合わないこと。
もしかしたらこればかりは何年たっても克服できないかもしれませんね。


相性の問題もあるのかもしれません。
例えば岡島投手は日本での実績を考えると、今年こそマイナースタートとなりましたが期待を遥かに上回る活躍を続けてきました。

ちょっと古いところでは大家投手。
彼は日本で1勝しただけでしたが、こちらでは2ケタ勝てるピッチャーになりました。

反対に日本一のショートと言われた松井稼頭央選手は、厳しすぎる言い方かもしれませんが全く通用しなかったと言ってもいいでしょうし、これは岩村選手にも言えることだと思います。



いずれにしても私たち日本人の多くは、まだまだ松坂投手の活躍を願ってやみません。

いつの日か華麗なる復活を遂げて、チームのエースとしてワールドシリーズのマウンドに立つ雄姿を見せて下さい。
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たそがれのサムライたち [メジャーリーグ]

海の向こうで球春を告げる声。

一時に比べれば少なくなったとはいえ、今年も多くの日本人プレイヤーたちが世界最高の舞台でさらなる高みを目指しています。

しかし残念ながら年々サムライたちの存在価値が低くなってきているのも、これまた事実。


まだ始まったばかりではありますが、主なサムライの動向を追ってみましょう。

サムライ2011


まずは言うまでもなくサムライの最高峰であるイチロー選手。
9試合で打率.250。
いい数字ではありませんが、きっと徐々に調子を上げていくことでしょう。
それよりも気になるのが、すでに2つ記録しているエラー。
体力、瞬発力とも往時に比べて衰えるのは仕方のないこととは言え、やはりこの希代のスーパースターにはいつまでも輝き続けて欲しいもの。
今年も200本以上のヒットを積み重ねて下さい。


続いては、このままでは一昨年のワールドシリーズMVPが最後の輝きになってしまいそうな松井秀喜選手。
膝に爆弾を抱えた状態でプレイを続けており、100%の力を出せないもどかしさは誰よりも本人が一番感じていることでしょう。
今日は初ホーマーを記録しましたが、それでも打率は2割ちょっと。
私たち日本人にとってはいつまでも「松井ほどの選手」ですが、悲しいかなおそらく今のアメリカでは「松井程度の選手」と言った扱い。
もうひと花咲かせるのは現実的にかなり厳しいと思いますが、それでも何とか奮起を期待したいところです。
どうか今年がプレイヤーとして最後のシーズンになどならないよう願っています。
ちなみに万が一MLBを去ることがあっても、絶対に日本に戻ってプレイするなどと言わないで下さいね。

Go MATSUI Go!


今年も便利屋の地位に甘んじているのが福留選手。
もはやカブスに居続ける限り、そのポジションを返上することは無理なのかもしれません。
まずまずのスタートを切ったのも束の間。
今日の試合で肉離れを起こしてしまい、最悪の場合はDL(故障者リスト)入りも…。


それ以上に気の毒なのが、オープン戦で評価を上げていったスピードスター西岡剛
開幕と同時に、やはり本番は違うのか、はたまたたまたま調子の波がよくない時期にあたってしまったのか、松井と同じ2割前半の打率に苦しむ日々。
悪い時に悪いことは重なるもので、スライディングを受けて野球人生初の骨折。
しかし見方を変えれば、今のうちに膿をすべて出し切ってしまえば後は良くなるだけ。
焦らず復帰して普通になっていれば、きっとそれなりの戦力として活躍してくれるものと信じています。
日本でも決して長距離法ではありませんが、それでも早く1本ホームランを打って欲しいですね。


打者以上に寒風吹きすさぶのが投手陣の面々。


まともに戦力として機能しているのは、昨日開幕2連勝を果たした黒田投手くらい。

松坂は相変わらずの不安定さで、このままでは遠からずローテーションから外されてしまうでしょう。

同僚の岡島は初のマイナースタート。

去年はアメリカンドリームを体現した高橋尚成は、今のところ6試合に登板して防御率8点台。

クローザー奪回を明言した上原は連投がきかず、今のところセットアッパーとして2回2/3(3試合)に登板したのみ。
いくらコントロールがいいとは言え、90マイル/時(時速145km)に満たない球速で1年間やっていけるのか不安も残ります。

新天地での活躍を期す、中年の星斉藤隆投手は2試合で早くも2本の被弾。
年齢を考えると、このままの状態が続いた場合、最悪戦力外通告ということになってしまうので早く調子を取り戻して欲しいと思います。

その他メジャーで開幕を迎えられなかった川上、五十嵐、田沢、建山、井川…。
五十嵐投手はメジャーに空きが出れば昇格が期待できそうですが、こればかりはいくら本人の調子が良くても複雑な全体の契約に左右されるのがメジャーの世界。
個人的に頑張って欲しいのが、「今年こそは」の井川投手。
ただヤンキースに所属する限り、メジャー昇格は夢のまた夢かもしれません。


何だかんだ悲観的なことを言っても、もちろんすべての選手がスタジアム狭しといった活躍をしてくれることを望んでいるのです。

日本の野球がジリ貧の中で、野球本来の楽しみを満喫したいのなら何といってもMLB。

そして願わくば、多くのサムライたちがその舞台で輝きを放たんことを!
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昔の名前で出ています [にっぽん野球]

今年は日米を問わず、多くの名プレーヤーたちが岐路に立たされているようです。

メジャーでは松井秀喜選手。
今日はホームランを含む4打数4安打と、久しぶりに結果を残したものの、おそらく来季の残留はかなり厳しい状況。


目を日本に向けると、やはりその一番手は阪神の金本選手。
別に本人だけの責任ではないのでしょうが、「連続試合出場」の呪縛にすべての関係者が縛られてしまっています。
そもそもいつからこれだけ「記録のための記録」がひとり歩きを始めたのでしょう?
調子を考えれば、本来なら去年の途中で連続イニング出場など途切れていたはずです。
もちろんそれだけ選手としての魅力があることは否定しませんが、しかし輝きを失ったポンコツ車をさらし続けるのがいいことか?と問われて、果たして何人の野球関係者がそれを自信を持って肯定できるのでしょう。
もし今のように記録だけのためにプレイを続けるのなら、守備のないパシフィックリーグに来年は移籍すべきだと思います。
こんな風に書くと阪神ファンは猛反発するのでしょうが、やはり客観的に考えて選手としての能力は完全に限界を迎えています。
本当のファンなら時には厳しい言葉も必要ですよ。


野球選手としての岐路に立たされている金本選手以外にも、昔の名前だけで主力に居座り続けるポンコツ車が少なからず見受けられます。

横浜の村田選手。
まだまだ老け込む年ではありませんが、今年の成績は悲惨。
本人も焦りはあるのでしょうが、4番打者の打率が2割5分を切るようでは話になりません。
自慢のホームランとて今日の2本を入れてもまだ“たったの”18本。
往年のホームラン王の名が泣きます。
打点だって巨人の1番打者と変わらないんじゃ「給料返せ!」ですよね…。

広島の栗原選手。
彼はまだ「昔の名前」というほどの実績を残していませんが、それにしても出場試合数が少なく、また本拠地が今年から広くなったとは言えホームランがったの8本。
広島はチームのホームラン数が70本で、これはラミレス+阿部より少ないんです。
こんな高校野球の延長版みたいなチームがプロでいいんでしょうか?
地味なスモールベースボールが、もしかしたら広島という地には合っているのかもしれませんが、プロとしてあまり夢のあるチームには見えません。
これでマエケンがいなかったら、もっとひどい状態になっていたことでしょう。

金本選手と同じ阪神の新井選手。
かつての狭い広島球場でホームランを量産した“なんちゃって”スラッガーも、広い甲子園に移ってからはどうやらメッキがはげてしまったようです。
怪我もあるのでしょうが、かつて43ホーマーでキングを獲得した選手が、阪神に来たら20本すら遠い数字。
日本のホームラン王って一体何なんでしょう?

ソフトバンクの小久保選手。
打率2割6分台でホームランたったの12本。
このチームは松中選手もあてはまりますね。


このような選手たちはよく「精神的支柱」と表現されたりします。

あるいは「勝負強い」とも。

どちらもその選手を形容するのに、きっと間違いではないのでしょう。

しかしいくらその人が4場に名を連ねていようと、チャンスにことごとく凡退していたのでは支柱もクソもあったものではないでしょう。

数字だけではないという考え方に真っ向から異論をはさむつもりなどありません。

しかしいくら数字だけじゃないのだとしても、たとえばホームランが外国人選手の半分以下で打点も全然違う、さらに打率だって天と地と来れば、いくらなんでも「ちょっとおかしいんでは?」と思って当然でしょ!?


凡退続きの精神的支柱と快音連発の助っ人、チームが勝つためにはどっちが必要なの?って話ですよ。


もし阪神が本気で優勝を目指すなら、今の打順はちょっと違うんじゃないんですか?

もし横浜が少しでも苦境を脱したいなら、今年の村田選手に頼るのはおかしいんじゃないんですか?

存続意義を問う [にっぽん野球]

小学生の頃は当時の他の多くの子供たちがそうであったように、私もまたONの豪打にとりつかれた巨人ファンの男の子でした。

そのまま何もなければきっと今でも巨人ファンだったかもしれません。

しかしわけもなく世の中に反発し始め、予定調和的なすべてのものに違和感を覚え始めた中学生の頃、その事件は起きました。

そう、多感な少年が「大人は汚い」とますます確信するようになった、あの「江川事件」です。
今になってみれば、「まあこんなもんでしょ」と諦観だけで済んでいたかもしれませんが、まだ純粋な心をいくばくか残していた“ガキ”が長らくの宗旨替えをするに足るできごとであったのは間違いありません。

こうして横浜在住だった私は、時を前後してフランチャイズを川崎市から移していた大洋ホエールズ(当時)のファンになるべくしてなったのです。

そこからが長い長い暗黒期でした。

投げる方も打つ方もそこそこのキャラクターはいましたし、魅力的な外国人選手も多かった。
でも勝てない。
しかも人気がない。
指導者もぱっとしないし、フロントもいまいち。

いつからか“最も長い間優勝から遠ざかっているチーム”になってしまい、果たして死ぬまでにこのチームが優勝するところを目にすることがあるのだろうか?と半ば本気で心配していたものです。


でも人生そんなに捨てたもんじゃ~ないっ!(ってほどのことでもないかもしれませんが)

ついにその日がやって来ました

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ああ、ありがとう佐々木投手。
ああ、ありがとうローズ選手。
ほかにもみんなたくさん打ったね。
マシンガン打線なんて呼ばれて、もう小気味いいことこの上なかった。


そこからまた苦難の歴史再開です。


そもそもこのチームには首尾一貫した思想がないように思えます。
特に親会社がTBSに代わってから…。

ボクシングの亀田選手の扱い方を見ていれば分かる通り、TBSというテレビ局には節操の“せ”の字もありません。
極論を言えば民放なんてみんなそうなのかもしれませんが、それにしてもTBSの無節操さは際立っているように思えてなりません。

そんな彼らのスタンスがベイスターズというチームの体たらくに一役も二役も買っていると感じているのは、果たして私だけなのでしょうか。

テレビ局って仕事の進め方が大ざっぱで、大胆さ、思い切りの良さや時流にマッチするセンスがあれば結構何とかなってしまうような印象があります。
人を育てるとか組織を活性化させるなどという論法があまり存在しないようなイメージです。

言い換えると世間のリーダーシップとテレビ局のそれとは大きな乖離があるような気がするのです。

そう思うに至ったのが昨年発表された新監督の人事でした。

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新たに指揮を執ることになったのは前巨人の投手コーチだった尾花氏。
氏の投手コーチとしての手腕は、おそらく世間で評価されている通り、かなり高いものなのだと思います。

しかし氏を選んだ理由の中に「投手の指導に実績があり投手陣の立て直しが期待できる」とあるのを見た時、私は「あ~、これはまたダメだな」と直感的に思いました。

もちろんすべての歯車がうまくかみ合って、もしかしたら優勝争いに加わるようなことがないとも言えません。

ただ普通に考えれば、これだけ“監督”に求める資質を間違って解釈していたら、今シーズンの低迷は当然の帰結と思えるのです。

投手陣の再建は確かに大切ですが、しかし誤解を恐れずに言えばそれは監督のパフォーマンスとして期待されることではありません。

それは投手コーチの仕事です。

監督の仕事はチームを勝たせること以外にありません。

そのために投手陣を再建するのはいいのですが、この当時の論調を見ると、どう考えても「投手陣の再建」ありきにしか見えませんでした。

尾花氏に組織のトップとしてのリーダーシップの資質があるのかどうか私は知りませんが、そもそも人選の段階でそんな間抜けなことを言っていたとすれば、TBSの人たち全員でビジネスの基礎コースでも受講した方がいいんじゃないかと思ってしまいます。

投手陣の再建はチームが勝つための手段にすぎないのに、それが一番の目的になってしまっている。

たとえばいくら投手コーチとしての手腕に定評があったとしても、必ずしも常にうまく行くわけではありません。
そんな時に他の方法(たとえば打線の強化とか戦術の変更など)でチームを勝利に導くのが監督の仕事です。
それなのに投手の指導しかできないんじゃ何の役にも立たないじゃありませんか。

もうアホらしくて話になりません。

TBSには球団を持つ資質などないと、個人的には思います。

願わくば、投手陣の再建が来年以降花を咲かせますように。
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