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日本ではどんな選手だったんだっけ? [メジャーリーグ]

鳴り物入りで中日に入団し、4年目の2002年には.343、8年目の2006年にも.351で首位打者に、さらに2003年には34ホーマー、2005年・2006年には2年連続100打点以上、また2006年には.653で最高長打率もマークした強打の選手。

しかも打つだけではなく俊足強肩の外野手としてゴールデングラブ賞も計4回受賞。


これらの輝かしい経歴を引っさげて4年総額4,800万ドルの契約で昨2008年からシカゴ・カブスの一員になったのが、言わずと知れた福留孝介選手です。


昨年の開幕戦ではいきなり初ホーマーを含む3安打3打点で以後の活躍を期待させたものの、最後は完全に尻すぼみ。

終わってみれば打率.257、ホームラン10本という、到底給料には見合わぬ惨憺たる成績。

唯一、外野手としての補殺6がせめてもの面目躍如といったところでしょうか。
それとて出場試合数が違うとは言え、昨年のイチロー選手は11補殺。


実力があるはずなのにそれを十分に発揮できていないであろう日本人メジャーリーガーの筆頭だと言っても過言ではありません。

そう、それだけ日本での傑出したプレーを知っているからこそもっともっと頑張って欲しいと願うのです。

もちろん本人だって相当なジレンマなんだとは思いますが、ファンの期待にこたえてこそ、いえ期待を大幅に上回る活躍を見せてこそ一流プレーヤーなのです。


そんな福留選手の2年目。

一応レギュラー選手として扱われてはいるようですがここまでのところ、打率.274、ホームラン10本と去年ほどひどくはないにせよまだまだ物足りない数字。

こういうことを言うと「数字だけじゃないんだよ」と言う人もいるでしょう。
たとえばチームバッティングや走塁、あるいは状況対応力など日本人選手の場合、目に見えない功績を称えられることが少なくありません。
それはそれで、もちろんすばらしいことだと思います。
思いますが、両松井選手、城島選手、あるいは日本に戻ってきた井口選手もそうですが、皆日本では他を圧倒するほどの強打者であり、細かいチームプレーなど超越したところで、卓越した真のプロフェッショナルとしての存在感を示していたのです。

確かにMLBのレベルがそれだけ高いということなのかもしれませんが、だからこそ余計にファンは期待するのではないでしょうか。

WBCの時に韓国選手の力強いバッティングを見てアメリカ人記者たちが「どうしてMLBに韓国人選手が少ないのか?」と驚いたと言います。
日本はチームとしては優勝しましたが、個々の選手として注目されるのはダルビッシュなど投手陣ばかり。

日本はチーム力だけでなく、選手の能力も高いんだということを見せつけてください。

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チームはナショナルリーグ中地区2位と、プレーオフに向けて厳しい戦いが続く中、何とかかつての豪打を取り戻しチームの勝利に貢献していって欲しいものです。
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